ここ数年、プラスの感情が全然起きなくなった。
然し、それらが私の中から消えたわけではなく、表情や喜怒哀楽の変化が歳を取るに連れ硬くなってきているのだ。
接待や酒の席では愉快に振る舞ってはいるものの、私は良くも悪くも昔からこういう演技染みた何かが上手なだけに他ならない。
そんな中、昨日プライベートでよくない出来事に遭遇し、久しく意気消沈した。
眠れない、音楽やTVに耽る気にもなれない、飲み食いする気分でもない。何だかんだでいつもの仕事脳に切り替えるまで半日かかった。
激動のサラリーマン時代にはよくあった事だが、フリーランスになって暫く落ち込む事がなかったので、今の私にしてみれば珍しい気の持ち様だった。
出来ればずっと封じていたいマイナスの感情だが、常に顔を強張らせている私にも、人間の血は流れているのだなと振り返ったというお話でした。
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