フィリピンから東京に帰ってきてしばらく経ったころのお話。
早朝、大量のすずめ勢がけたたましく啼き続けていた。
そこに
「ギチギチギチギチギチッッギチギチギチギチギチッ」
「フッフゥッフッッッ」
「ギチギチギチッギチギチギチギチギチギチッッッ」
「ア゚ッ・・・!!!!!」
口から泡の出ている、ボロ着のつるっぱげのおっさん。
「ウーーーーッフウッッ」←電線のすずめ勢を鬼の形相で睨み付けている
「ギチギチギチッギチギチギチギチギチギチッッッギチギチギチッギチギチギチギチギチギチッッッ」
十円玉「保健所案件かな?|-`)もすもす」
すずめのアンチに顔を見られた十円玉「|-`)!!」
「ウーフウッッ」←ターゲットオン
部屋に閉じ籠る十円玉「|彡サッ」
カンカンと足音。アパートに登ってきて、俺の部屋を探している様子。
保健所の人の形態から電話「いませんね」
小声の十円玉「今横隣の○○○○ってアパートの2階を徘徊しています(;´-`)」
保健所の人の形態から電話「わかりましたー」
玄関の外から聞こえる断末魔「ボォェ」
1時間後のタイムリーな同僚「これから遊びに行っていい?」
十円玉「もう大丈夫ですよ(*´-`)」
同僚「?」
それ以来、すずめが大量に啼いていると
思い出しちゃうんだよね・・・、あの鬼の形相。
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