我が敵たちへ告ぐ。

今さらお前たちを見返してやるだの力の差を見せつけてやる、だなんて思っていないよ。
それともそうしてほしいのかな?涙ぐんで血まみれ泥まみれになりお前たちを睨みつけている俺がご所望かな。

そもそも俺自身の出で立ちが特殊だもんで、周りの何者の比較対象にならないんだ。
からの、どんなデタラメなものさしを用いて俺を推し量っているか知らんが、
俺からしてお前たちは「てめえで勝手に自惚れている」ようにしか見えないんだな。
或いは「メンタル肥満児」と例えるべきか。

俺は確かに「弱い」。
しかし「チカラ」「大きさ」「物量」で有象無象を手篭めにできるなんて
傲慢で安い考えは持ち合わせていない。

もっと上のレイヤーにある概念があンだよ。

お前たちの信奉してやまぬ、さぞ崇高な概念たちをいとも簡単に手篭め、否。懐柔できンだよ。
もっとも、今ここまで俺が述べたことを只の立体思考でとどめている以上
お前たちは俺のいる領域へたどり着くことはないだろう。

こう流し読みしながら俺を蔑んでいればいい、軽蔑していればいい。侮辱していればいい。
下賤たる連中に、俺も最早興味がないのよね。

そもそも一番欲しいものが違う。

 

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