携帯電話大手3社は、2年間の継続利用を条件に基本料金を割り引く、いわゆる「2年縛り」のプランに加えて、従来より毎月の基本料金は高くなるものの2年が過ぎたあと解約しても違約金を求めない新たな料金プランの導入を決めました。
携帯電話大手3社は、契約者を囲い込むため、2年間継続して利用することを条件に基本料金を割り引く、いわゆる「2年縛り」の料金プランを設けています。ただ、このプランでは2年が過ぎたところで、短い期間に解約しない限り、契約は自動的に更新され、途中解約にはおよそ1万円の違約金が必要で、総務省は去年7月、大手3社に改善を求めていました。
これを受けて、従来のプランに加えて、契約から2年が過ぎたあとは違約金無しでいつでも解約できる新たなプランを、ソフトバンクとKDDIはことし6月に、NTTドコモもことし夏にもそれぞれ導入する方針です。毎月の基本料金は、ソフトバンクとKDDIでは「2年縛り」のプランより300円高く、NTTドコモも数百円程度高くする方針です。
これによって利用者は選択肢が広がることになりますが、利用する期間によっては従来より支払う総額が高くなり、携帯電話各社には分かりやすい説明が求められます。
日本のあらゆる企業から、こういう脱法的なスキームを淘汰出来ないものかしら。
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