天ぷらの衣のタネはかき混ぜないこと。

在りし日の親父に天ぷらの作り方を教わった中学生時代のお話。

親父「天ぷらの衣はかき混ぜるんじゃねえぞ(´・ω・`)」

親父「小麦粉を少しずつ足しながら、泡立て器でサクサク叩くように根気よく溶かせ(´・ω・`)」

親父「そうしねえと衣に粘りが出ちまって、見た目も食感もダルくなっちまうからよ(´・ω・`)」

親父「よし、海老揚げてみろ(´・ω・`)」

親父「衣がパラっとしてんのがわかるだろ?ここでタネをちょいちょいと垂らしながら飾ってやるんだ(´・ω・`)」

親父「どうだ、キレイだろ?(´・ω・`)」

食べてみる十円玉(15)「サクッ」

十円玉(15)「・・・本物の天ぷらってカンジがするわ(*´-`)」

親父「お前の好きな蓮根や白身でうまいことやってみな(´・ω・`)」

十円玉(15)「~♪(*´-`)ジュワジュワ」

親父「なんならお前、かき揚げでも作ってみろよ?今うどんでも拵えてやる(´・ω・`)」

十円玉(15)「!!」

十円玉(15)「~♪(*´-`)ジュワジュワ」

親父「出来たぞ(´・ω・)っ[関西風うどん]」

生きる歓びを感じる十円玉(15)「(*´Д`)-3」

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